コラム 第16回 :気をつけて! 不適切な洗顔法・メイクが乾燥肌の原因に

春夏には肌の乾燥をほとんど感じないのに、秋冬になると、肌がつっぱったり粉をふいたり、痒みを感じてしまう・・・そういうお悩みを持つ方もたくさんいらっしゃるものと思います。
秋冬のお肌の乾燥には 不適切な洗顔方法やメイク、生活習慣が関わっていることが大いに考えられますので、見直してみましょう。

秋冬に望ましいメイクとは・・・?

紫外線は 単に肌を黒くしたりシミを作ったりするだけではなく、肌を老化させる ということは多くの女性がご存じで、今は夏だけではなく、年中紫外線防止効果のある下地やファンデーションをご使用されている方が多いものと思います。
しかし、夏と同じように必要以上に高いSPF値の商品や、ウォータープルーフ効果のあるファンデーションや下地等をご使用されていませんか?
秋冬に 高SPFの商品、ウォータープルーフの下地を使うことや落ちにくいメイクをすることは 肌にとても負担をかけてしまいます。
秋冬の時期は 「落としやすいメイク」が最適なのです。
しかし 多くのお客様は 日焼け止めや下地、メイク製品に書かれた成分表示を見て、それが落ちやすいメイクなのか、落ちにくいメイクなのか、見分けることが難しい と思われるでしょう。
具体的には シリコーンオイルやシリコーン樹脂が含まれたメイク製品を避けることです。
表示名称では「メチコン」や「シロキサン」というのが名前の一部に含まれていたら、それはシリコーン化合物になります。

シリコーンオイルやシリコーン樹脂が なぜ日焼け止めや下地、メイク製品に汎用されているかというと、
多くのものは肌に刺激がなく、水にも油にも溶けないので ウォータープルーフ効果があること、皮脂にも流れにくいこと、べたつかずにサラッと軽い感触であること 等のメリットがあるからです。

逆に言えば、シリコーンオイルやシリコーン樹脂を含まない商品は 汗にも皮脂にも弱い、べたつきやすい ということになりますね。
Global Beauty BBクリームも シリコーンオイルやシリコーン樹脂を一切含みませんので、耐水性がほとんどありません。

しかし、肌が乾燥しやすい秋冬は そのような「落ちやすいメイク」こそが重要なのです。
具体的には

・クレンジングも不要で、一度の石けん洗顔だけで落とせるメイク製品を選ぶこと(W洗顔不要のもの)
・メイクが落ち切れずに少し残ってしまった場合でも、肌に刺激が無いものを選ぶこと
・1回のみの洗顔でメイクを落とすために、泡立ちが豊富で泡の持続性に優れた純度の高い石けんを
 使用すること

の3点を 特に重要視してください。

いくら ウォータープルーフではない落ちやすいメイク製品を使用していても、石けん洗顔中に泡がシュワシュワと消えていったり、コシがないキメの粗い泡へと変わっていったりするようでは 乾燥するお肌に負担をかけてしまう「W洗顔」や「クレンジング」が必要になってしまいます。
ですから、石けんの泡立ち、泡の細かさ、泡の持続性もまた、製品選びの重要なポイントなのです。
Global Beauty マイルドソープ は 石けんの泡立ち、泡のキメ細かさ、持続性 というバランスが最適になるような原料油脂の種類とその配合比率(牛脂とヤシ油の「黄金比率」と呼ばれています。)にこだわった珠玉の石けんです。