コラム 第19回 :日焼け止め、BBクリームのつけ方の基本

今回のコラムでは日焼け止めやBBクリームの正しいつけ方について触れたいと思います。
当社のGlobal Beauty BBクリームだけではなく、他メーカーのクリームタイプ、ローションタイプの日焼け止めやBBクリームにも応用できる一般的なおすすめのご使用法になりますので、是非、ご一読を。

1.日焼け止め、BBクリームをつける前の準備
多くの方は 日焼け止めやBBクリームを朝、つけているものと思いますので、その前には水やぬるま湯での洗顔、あるいは石けんや洗顔フォームなどで洗顔をされているものと思います。

朝の洗顔を 水やぬるま湯のみでの洗顔に留めるべきか、また洗顔料や石けん等を使うべきか というのは
個人個人の肌質や年齢によっても違ってくるものと思いますので、ここでは洗顔方法については触れないで
おきます。
大事なことは 朝、顔に皮脂が浮いたままの状態で日焼け止めやBBクリームを塗ってしまうと 崩れやすくなりますので、日焼け止め、BBクリームを塗る前に 浮き出ている分の皮脂は洗顔や油取り紙で取ったほうが
良いということです。

皮脂浮きを取った後は化粧水をつけ、その後に乳液やクリームをつける方、乳液やクリームはつけずにそのまま日焼け止め+下地代わりにもなるBBクリームをお使いになられる方がいらっしゃるかと思いますが、
こちらもお好みで。
BBクリームをお使いになられる場合、乳液やクリームは使わないにしても 化粧水だけはつけた方がよいかと思います。
この時に使う化粧水ですが、汗や皮脂等による化粧崩れが気になる場合は 毛穴を引き締める効果のある収れんタイプの化粧水がおすすめです。(当社のGlobal Beautys スキンローションは 収れん効果もある化粧水です。)


2.日焼け止め、BBクリームを塗る
次に日焼け止め、BBクリームを塗りますが、この時の「適量」というのが分からない という方が多いようです。もしも お使いになられている日焼け止めやBBクリームの説明書やボトル等に 量について具体的な
記載があれば、その記載された量をつけるようにしてください。

しかし、記載されているのが「適量」とか、曖昧な表示のみの場合は 多めに というのを意識してつけるように 心がけてください。
というのは 日焼け止めやBBクリームの表示されているSPFやPAの表示は 「1平方センチ当たり2mg」と規定された量を背中に塗って10名の被験者が紫外線ランプに当たって試験された量であって、それよりも
少ない量しか塗っていなければ、当然、紫外線防止効果も小さくなるからです。

この 「1平方センチ当たり2mg」というのが分かりにくいので、顔全体だと、どれくらい塗ればよいのか ということですが、顔の面積を 平均380平方センチだとすると、顔全体に塗るのに必要な量は760mg、つまり0.76g ということになります。
もしも1g以下が計量できる秤をお持ちならば、皆様が今お使いになられている日焼け止めやBBクリームの
約0.8g というのがどれだけの量になるのか、一度計量されてみればより分かりやすいと思いますが、
秤をお持ちでない場合は 1円玉効果の重さがちょうど1gなので、重量なら1円玉よりは少し軽いくらいの量、大きさなら500円硬貨大の量、パール粒ならば大きめのペール粒2個分くらいの量 ということになります。
これは実際につけてみると分かりますが、最近の日焼け止めやBBクリームは とてもよく延びるので、1回塗っただけでは この量の半分くらいしか、塗れていないことが多いです。
ですから、おすすめなのは2度塗りで、1度塗った後、密着して肌がさらっとなるのを感じたら もう一度
同じ量を上から塗っていただくと、良いかと思います。

また、塗るときに スポンジを使って塗るのか、指を使って塗るのか ということで迷われるお客様も多いようです。当社のGlobal Beauty BBクリームの場合は 指で軽く叩き込むような感じで塗るのをおすすめしておりますが、これもメーカーにより異なると思いますので、それぞれ説明書をお読みになるか、各メーカーに尋ねてみると良いでしょう。 ローションタイプのトロミが全くないさらさらした日焼け止めの場合は 一般的には
液が染み込まないタイプのスポンジが おすすめだと思います。
リキッドタイプの日焼け止めの場合、パウダーファンデーションに使っているような一般的なスポンジだと、液が染み込んでしまい、適量を上手くつけられないことが多いです。


3.日焼け止めやBBクリームの上に重ねるメイク
これも 人それぞれ、使わない方もいらっしゃるでしょうし、個人の好みやメイク法によりますので、ここでは詳しくは触れませんが、長時間、皮脂による崩れを防ぎたい場合は吸油力のあるパウダーをお使いになられたほうが良いでしょう。パウダーファンデーションの場合、大きく分けてパウダーが固まっていないルースパウダーファンデーションとパウダーがプレスされて固まったタイプのプレスドパウダーファンデーションがありますが、プレスドタイプのほうは 顔料の他に油分が添加されています。
皮脂が浮きやすく化粧が崩れやすい という方にはルースタイプのほうが 向いていることが多いです。


4.日焼け止め、BBクリームの付け直しについて
日焼け止めやBBクリームは 汗をかいたとき、または数時間おきに塗り直すのが必要 というのは知っているけれども、どうやってつけ直せばよいのか、分からない というご質問を 時々頂くことがあります。
もちろん 洗顔や化粧水等でのふき取りはする必要がなく、油取り紙で押さえ、皮脂と一緒に剥がれた日焼け止めやBBクリームの上から付け直して頂くだけでよいのです。
もちろん、化粧水でふき取ってから付け直したい という方もいらっしゃるでしょうから、その場合は そうされても構いません。また、パウダーファンデーション等を使用されている場合は 油取り紙で押さえた後、パウダーのみを付け直すという方も多いでしょうけど、その場合は下地の日焼け止めやBBクリームは 油取り紙で押さえた時に、特にTゾーンやおでこ等の皮脂分泌が活発な部分が かなり剥がれていることになりますので、Tゾーンが特に日焼けしやすくなってしまいますので、この点は要注意です。


5.日焼け止め、BBクリームの落とし方
最後の手順になりますが、日焼け止めやBBクリームの落とし方についてです。
これは お使いになられている日焼け止めがウォータープルーフタイプなのか、そうでないのか によって
クレンジングが必要かどうかが変わってきます。

顔料がシリコーン処理されている、またはシリコーン化合物が含まれているウォータープルーフタイプの日焼け止めやBBクリームの場合、しっかりと落とすためには 洗顔前のクレンジングが必要か、もしくは ウォータープルーフタイプのメイクも一度で落とせるような洗浄力の強い洗顔料やメイク落としが必要になります。
この場合、洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使うと、それだけ素肌への負担も大きくなる ということには注意しなければなりません。

当社のGlobal Beauty BBクリームは シリコーン処理した顔料やシリコーン化合物を使用していないので、汗や皮脂には強くありませんが、石けんでの1回のみの洗顔で すっきり落とすことができます。
W洗顔やクレンジングは必要ありません。
この場合、石けんは もちろん Global Beauty マイルドソープのように、泡立ちの良さや泡の持続性があるものがベストです。
オリーブ石けんのような泡立ちや泡の持続性が劣るものですと、洗顔している間に泡がシュワシュワと消えて
しまうことがありますが、この場合は 1度洗いのみでは 完全にメイクや日焼け止めを落とすのは困難になります。


当社では メール によるスキンケアのアドバイスも行っております。
当社化粧品ブランドGlobal Beautyのユーザー様ではないお客様のお肌のお悩み相談も もちろん無料ですので、お気軽にご相談いただければ、と思います。